rewingのブログ

理由もなく、健康だけは自信があった。そんな私がパーキンソン病?

それでも幸せに生きたい ~パーキンソン病って何?~

今日からブログスタートです!

こうやって、人に病気の事を話せるようになるまで5年かかりました。

先日、アナウンサーの有賀さつきさんが、病状をお父様にもお話されていなかったとニュースで言っていましたが、お気持ちや経緯など、良く分かる気がします。

私も、家族にも1年前まで話していませんでした。更年期障害だと言えば、なんとなく納得してくれたようですし、この病気は、とてもゆっくり進行するのでまわりは分かりにくいようです。

それに、下の息子の大学受験が終わるまでは、心配をかけたくありませんでした。

でも、何よりも大きかったのは、自分で認める事が出来なったからです。

ほとんどの方も、現在通院する病院に落ち着くまで、様々な民間療法の整体院や漢方薬店、ビタミン注射にグルタチオン点滴など、すがるような思いでネット検索を続けたと思います。

 

でも、いくら否定しても、自分の意に反して体が固縮したり、手が震えたり、上手く歩けなかったりして、事実を目の前に突きつけられるんですよね。

私も、4年程前、息子の高校の入学式の日に、ハレの日の会場に辿り着く事が出来なかったというショックな出来事がありました。

車で途中まで行って、駐車場に止め、学校まで歩いて行くという計画だったのですが、

近い駐車場がどこもいっぱいで、少し遠い駐車場にとめ、歩き始めたのですが、右足がおかしくなってきて、歩ける状態ではなくなったのです。私は、途中にある店舗のトイレやベンチで休みながら、自分を励まし続けたのですが、式に間に合わず車に戻りました。その時、3年後の卒業式は車椅子だなと思い、目の前が真っ暗になりました。

 

しかし、今私は、薬さえ効いていれば、一人で歩き回り、一見、普通の方と変わりません。初期の頃は、自分に合う薬や飲み方、食べ合わせの悪いものなど、コツがつかめてなかったので、予定通りに行動できず慌てる事も多かったのですが、今は何とかコントロールできています。

ただ、薬の量も少しづつ増えてきましたし、睡眠障害など、初期になかった症状も出てきました。実際に使っている方のお話や、苦しい時のやり過ごし方など、聞けると嬉しいですし、私が書いた事が、少しでもお役に立てればと思います。